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RSI(アールエスアイ)とは

RSIの言葉の意味

RSIとは、Relative Strength Indexの略称。

Relative=相対、Strength=力、Index=指数

これらを合わせて、「相対力指数」という。

RSIの概略

相場の相対的な強弱(又は過熱感)を表す。

レンジ相場(ボックス相場)に強い。
強いトレンドが出ると、シグナルが出てもトレンドの勢いが止まらず、ダマシになることがある。

RSIの構成要素

RSI=A÷(A+B)×100
A:n日間の値上がり幅(終値)の平均
B:n日間の値下がり幅(終値)の平均
※nは14を使用(別記事作成予定)。RSI考案のワイルダー氏は、あらゆるものに28日周期があるとしており、その半期である14を使用。

(例1)14日間のうち上昇した日の合計上昇幅が100円、下降した日の合計下降幅が20円の場合、100÷(100+20)×100=83.3%
(例2)14日間のうち上昇した日の合計上昇幅が40円、下降した日の合計下降幅が300円の場合、40÷(40+300)×100=11.8%
(例3)14日間のうち上昇した日の合計上昇幅が50円、下降した日の合計下降幅が50円の場合、50÷(50+50)×100=50%

すなわち、50%で買いと売りが均衡している状態となる。

MACDのパラメーター

RSIの計算日数

MACDの使い方

通常70以上が買われすぎ、30以下が売られすぎとなる。
これは、「2日上がって1日下がる」が上昇相場の標準ととらえた場合に、1日目:100円上昇、2日目:100円上昇、3日目:100円下降の場合のRSIが、200÷(200+100)×100=66.7%となることから来ている。

ただし、70を超えるということは強い上昇トレンドがあるということであるから、70を超えたからといって直ちに売りに走ると短期的にはトレンドが継続する可能性がある(トレンド初期の場合)。

70を超えた後、トレンドの中期から終期にかけて利益確定売り等が重ねり転換サインが出てくると天井圏となり、トレンド転換することがある。

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